手芸作家、AtelierMadoka (アトリエマドカ)★HP★⇒ http://www.eonet.ne.jp/~atelier-madoka/ が大人の為の絵本のような世界を表現しています


by atelier-madoka
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カテゴリ:ブランド立ち上げ運営プロセス( 11 )

でも、やっぱり、今も昔もよく動くのは、明るいめの、可愛い作品、無難な作品だった。
しかし、いまさら、明るいだけの作品は作れないや。

ブランク前の若いときは、この世界を知ったつもりでいた。
自分なりに光と影の世界を表現していた。

しかし実際、本当の酸いも甘いも知らないから、結局奥行きの浅い作品だったと思う。

それはそれで良かったのだ。
その時の作品の方がやはり、完全にこの世界を信用しているような、無邪気な明るさはある。

で、酸いも甘いも本当に、噛み潰した後に作った作品は、
脳内が、ぶっ飛んでしまって、このような作品、
どちらも鞄ですが作ったのですが、かってくださった方を拝みたいくらいでした。

無難な可愛さは確かに動く。
しかし、このようなぶっ飛んだ作品を理解してくださる方も、この世界にいてくださること、
この世界を少しだけ信じられるようになったきっかけでした。

本当にありがとうございました。
チラットチラリズム
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by atelier-madoka | 2018-02-03 20:18 | ブランド立ち上げ運営プロセス
1日1冊読まないと夜寝れないという本中毒の私。
旅行先に本を持って行くのを忘れると
寝れない苦しみで壁をひっかくほどの悶え苦しむ中毒者です。

で、せっかちなので、早く君の全てを知りたいとばかりに、
いっきに読破する癖がついてるのですが、

今読売新聞で連載中の、金色夜叉を現代風にリメイクした、橋本治氏の、黄金夜会
この前から読み始めました。

1日少しずつ読む、初めての手法で。
いっきに読みたいジレンマと葛藤しつつ。

胸にジリジリくる切ない描写の虜になりました。

本当にあきれるほど、この世界がとことん嫌になって、とことん信じられなくなったときのバイブルになりますね、本は。 

かなりの衝撃を受けたのは、
自らも強制収容所にいれられた精神科医が、当時の極限状態を医師の視点で冷静にかつ、俯瞰的にかかれたノンフィクション。
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出典 https://www.amazon.co.jp/夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録-V-フランクル/dp/4622006014/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1517348437&sr=8-2&keywords=夜と霧


次にカズオイシグロの、「わたしを離さないで」
臓器提供の為だけに作られたクローン人間の過酷な宿命を書いた小説。
クローンというだけで全くもって、心や感情は人間と同じ。
彼らは、次々臓器提供されていき、摘出手術が終わると後は死ぬとだけという過酷な宿命。

自らの存在を他者によって理不尽に搾取される、このどうしょうもなく、
あきれるほどこの世界がとことん嫌になって、とことん信じられなくなるということ。

その中で、筆者なり、主人公がどのようなプロセスで、理不尽を乗り越えていくか。
作品の参考にもなりました。
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by atelier-madoka | 2018-01-31 06:55 | ブランド立ち上げ運営プロセス
日常から非日常まで

共生の精神から
嫉妬や憎しみまで

誰もが持っている普遍的なありとあらゆる感情や日常を切り取って、
作品にして表現してきました。

そして独特な世界にはまりました。
クラブです。

東京出身の先輩に連れて行ってもらった六本木や麻布十番のクラブや
大阪のキタからミナミ、いろんなクラブへ週に2日は通い、
独特の音と光の空間を体で吸収し、作品にもしました。

たぶん、私の中では非日常の異空間だったので、作品にするにはもってこいの素材でした。
いろんなものが、作品の素材として転がっています。
鞄 

今夜はパーティナイト 甘いカクテルと共に

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ブックカバー クラブディスコでオールナイト、踊りあけくれる
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ミラーボールからもヒントを得た
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by atelier-madoka | 2018-01-30 09:21 | ブランド立ち上げ運営プロセス
ブランク8年でハンドメイド業界に戻ってきたとき、
まさに浦島太郎状態。

15年ほど前にブランド立ち上げた当初は、自らホームページを立ち上げ、
ブログを更新する、それのみが、自分を売り込むツールだったのに、

今や多種多様なSNSが普及していて、一億総情報発信主人公みたいな時代になっていた。

かつては、百貨店に置いていただくのも少数派で、敷居が高かったのが
ハンドメイド100人展なんて、ざら。

さらにビックリしたのは、ハンドメイドの作り手が、これも一億総ハンドメイド作家といったら大げさですが、作り手が多くなっていた。
飽和状態。

ですので、たまたま始めた15年前は、先駆け?ではないですが、
競争相手も少ないし、ネット環境は発展途上でブログで自由に泳がせていただいたし、
個性的な作品だったせいもあり、珍しがられたのです。

今は、ブログだけでは難しいし、少し個性的であっても目立たないハンドメイド業界。
作ることの楽しみから、いかに他者より上手な情報発信戦略や買っていただく作品にするか、作る楽しみより、売る苦悩にシフトしていく感じで、
かつては良かったなあと過去を嘆いても仕方ないのですが、
時代は変わったとおもいます。

どんな業界でもそうですが。
日々、変化しながら、文化はすすんでいくのです。
↓さぼろうぜ!
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by atelier-madoka | 2018-01-29 05:10 | ブランド立ち上げ運営プロセス
私は制作期間に前期と後期があって、その間に8年ブランクあるんですが、突然、全くつくれなくなっちゃったんです。

前期、四年くらい、とにかく、朝昼晩関係なく、寝食忘れるくらい毎日毎日、脳内imageをリアル化する作業にひたってて。ドーパミンもでまくってて、制作がめちゃくちゃ楽しかった。

のに

ある日、何の前触れもなく、理不尽な極限状態を経験して。
で、突然の手術やら、その後ももう一回手術したんですが、
その極限状態が起こった日から、全く作れなくなりました。

体は、大丈夫だったんですが、心がぶっこわれてしまって、心が制作を拒絶しまくるんです。

本当に、ミシンや、布を見るのも嫌になって、吐き気するくらいに嫌になりました。
寝食忘れるくらい毎日毎日ミシンや、布と戯れてたのに。

で、床から天井まであった大量の布も処分し、制作を心から封印しました。

工業用ミシンも押し入れの奥に押し込んで8年間、全く作動させませんでした、というか、出来ませんでした。

8年の間、プライベートで多生の変化はあったものの、ただ毎日の生活の日常をまっとうな大人として紡ぐ日々。

あまりにも深い漆黒のような悲しみは制作不可能にするくらいの威力を持っていたのです。

しかし、悲しみも灰色くらいに濃度が薄くなった頃、ある日、ふと、ミシンのことを思い出し、ほこりかぶったミシンをだしてきて、8年ぶりに、ミシンを踏みました。

そしたら、ミシンは動いてくれました。
他のミシンたちも、8年ぶりに動かしたら多少針がさび付いていたものもあったけど、動きました。

ミシンの生命力に勇気づけられ。

かつてほどの情熱はないものの、8年ぶりに作品を作り始めました。
そして、かつて制作していた頃の雰囲気とはちがうものの、お客様の反応もすぐにあったのは、救いでした。

個人的悲しみを普遍化させて作品に投影させていただき、お客様と共有し心のバランスをとっていたのかもしれません。
むしろお客様に救っていただいたというか。
お客様に感謝です。

際限なく流れる涙、そして、カタルシス。

でも、最大の極限状態は、神様が、目に見えない沢山のことを知らせるためのツールだったのです。
↓ 鞄。泣きたければ思い切り泣けばいい
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by atelier-madoka | 2018-01-28 07:44 | ブランド立ち上げ運営プロセス
作品に女性を登場させます。
で、女の人が100%ですが、影をもった人物が多いです。
でも、影ばかりじゃただの暗いひとになっちゃうんで、
影の中に色気を投影させます。

で、日常生活で、そうそう色気ある人に出会わないので。
例えば電車の向かいに座っている色気たっぷりの女性が膝の上でPCに向かって長い髪をかき分ける仕草に見とれたり。

そして壇蜜さんが好きで。
何故彼女が好きかというと、色気の中に教養や優しさが垣間見えるからです。

たとえば、大好きな壇蜜さんをイメージして、私の中の女性の影の部分をミックスさせてみたり。
要するに、私の中の理想の女性像。

人間、色気ある人間ほど魅力的なものはなかった。実際の人物と空想の人物を脳内で合体させてみるのです。
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ところで昨夜から雪、雪、雪。朝起きると銀世界。
すんでいる地域では珍しいこと。
珍しいからこそ綺麗とか、美しいとか、感じるのだろうけど。
雪国の方は大変だ。
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by atelier-madoka | 2018-01-27 08:29 | ブランド立ち上げ運営プロセス
で、最初の作品は、珍しいテキスタイルの生地をピックアップし、個性的デザインの鞄を作ることしか思いつきませんでした。

同時進行で絵のコンペに出しまくる。
全滅が続き、絵がかける奴は五万といるし、コンペの選考委員の主観が大きく作用するのだなと。

試験などの明確な答えがなく、コンペ作品がどの基準で選ばれるのかも分析できなかった。
運もあるのだなと思いました。


で、突然、絵を鞄に載せよう、同時に作品に物語を載せようと思いつき、
ポエム的な文章が頭を駆けめぐりました。


それは、背徳的なものもあったり、切ないものであったりしました。
例えば、愛人を作るのは男性目線ですが、自立した主張の強そうな奔放な女性をimageして、作った作品が、これです。

でも彼女は同時に、この世界に強烈な虚無感をいだいていて、それを解消するために愛人を作るけど、それでも虚しさは解消されない。

↓夜になり毎日、マダムが化粧して出かけることを知っているのはネコだけ
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マダムローサという名前も付けて、夜な夜な恋人とパーティーにいくimageを創造して作ってみました。

かわいい!のも動きますが、背徳的であったり、悲しかったりする作品も売れて、大学で人間の心理を研究したのも役立ちました。

人間は光も陰も含めているからこそ人間なのだ、と作品を通して学びました。
↓飼い主が突然消えて困惑する猫ちゃん
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by atelier-madoka | 2018-01-25 08:23 | ブランド立ち上げ運営プロセス
小さい頃の夢は
「絵描きさん」
「幼稚園の先生」
でした。
しかし成長するにつれ、その価値観は親や世間に歪曲化されていき、ついに、本質的なものをすっかり忘れて
無意識に本当にやりたいものを押さえ込んで自分に嘘をつきながらしばらく生きていました。

でも、本質的に子どもの頃にやりたかったものに行き着くと、
本当に三度の飯も忘れるし、朝昼晩もなくなる。

デザインや形を思いついたら、忘れないように、超特急で、無我夢中で作りまくる。
脳内からそのデザインや形が逃げてしまわないように、必死で作る。
気がついたら夜中ってこともあるし、三度の飯も忘れていたこともありました。

その感覚は、どんな仕事をしていても、どんなに憧れの企業に勤めていても、味わえなかった快感でした。

たぶん、制作中は、ドーパミンが出まくってたんだろうなと思います。

で、ただ、制作が楽しいわけではなくて、その先にいらっしゃるお客さまの反応が楽しみ
というのが99%だったのだろうと思います。

でも、まだまだ制作だけでご飯を食べていけるほどではありません。
制作のサイドには常に他のビジネスに携わっていている状態が続いています。
好きなものでさらにご飯を食べて行ければいいくらいになればいいのですが、その命を懸けた覚悟が自分にまだないのだと思います。
自分の中にまだまだお客さまのニーズや時代の流れを掴みきれていない部分が多々あるのです。

また、運も大きく作用します。

親や世間が絵描きさんという芸術家で飯を食っていけるほど芸術は簡単な世界でない、厳しい世界だという認識を教えてくれたのは、これは、本当なのです。
私も薄々覚悟がなかったから、芸大に行く勇気がなかったとおもいます。
どんな仕事より、絵を描くことが好きだったのに。
どんな仕事よりも芸術は厳しいと思います。

しかし好きなものに人生で出会えたことに感謝です。たぶん、どんな万能薬よりも効き目のある効用です。
↓やっと完成しつつある作品
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by atelier-madoka | 2018-01-24 10:57 | ブランド立ち上げ運営プロセス
で、ブランド立ち上げるまでかなり役に立った経験があります。

今まで、民放テレビ局人事部や、パン屋、本屋、税務署、
新卒後は大手企業正社員として、働くことの酸いも甘いも味わった後は
弁護士事務所や、ギャラリー、経営コンサル会社、塾の裏方、Web制作会社など、
様々な業界で働いてきました。

で、そのなかでも、あらゆる業種
事務員や販売、講師、ライターなど、あらゆる業種も経験してきました。

で、中にはある会社に入ったとたん、
「暗い!」
と第一印象でおもった会社は、ホームページと実情が全く違う会社で、しかも社長自体がエゴイストで、社員も暗く、胡散臭かったりしました。
ワンマンを自覚できていないような上から目線の裸の王様。

また、マナー講師なのにマナーのなってないめちゃくちゃな人もいました。
彼らからは、こんな風にはなりたくない、ということを学びました。

一方である超カリスマ経営者の会社に入りたい!と思っていたら念ずれば叶うで、引き寄せでしょうか、その会社で働かせていただいたりしました。
うまくいっている会社は、社員も明るく、彼らの仕事に対する姿勢、雰囲気、経営手腕、どのようにしたら商売がうまく行くかを彼らの行動を分析しながら、学びました。
なぜその会社が成功するのか。
誰にもまねできない先駆的な経営をしていたからです。

一見派手な業界、テレビ局などは一部が派手な仕事であとは、かなり地味です。
光と影の象徴を垣間見ました。

パワハラ、セクハラ、様々な理不尽なことも経験してきて、
めちゃくちゃ度胸がついたというか、ブランド立ち上げに様々な経験が作用しました。

とにかく、経験なくても見様見真似。
セレクトショップに自分の作品をおいてもらう交渉したり、
仕事全体の一貫性、生産から経理まであらゆることをひとりでこなすことができたのも、あらゆる業界、業種を経験してきたお陰です。

もちろん、成功の三倍は、うまく行かなかったり、門前払いされた経験あります。

というわけで様々な経営者、会社で、沢山のことを学びました。

無駄なことは人生に一つもありません。
全て夢の糧になるのです。
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by atelier-madoka | 2018-01-23 15:52 | ブランド立ち上げ運営プロセス
オートクチュール専門学校に行きだした当初は、なぜその学校を選んだのか、何にも考えてなかったんです。
洋服文化には、個人の体系にあったオーダーメイドと、サイズをざっとカテゴライズした服、これは量産されますが、あります。
今は量産がほとんどです。
通った学校は、個人の体系にぴったり合わせる立体裁断方式の学校でした。

ただ、学校は梅田のオフィス街のビルにあり、会社の隣にあったビルなので、残業しても途中で課題提出だしにいくのに便利。
というただそれだけでなにも下調べせずに通いました。立地で選んだんです。

創設者は、かなり有名なファッション業界での先駆者で、日本の洋服文化を支えた人です。

しかし私は、本来、デザインだけがしたかった。
でも、学校では縫製からパターンまで、あらゆる知識と技術を学びます。
課題もオフィスワーカーしながら、提出しました。

私の場合、デザインは得意でも、縫製が苦手で何度もやり直ししました。
しかも夜間なので、トータル的にざっと学ぶ感じでした。

学校に通うまでは、ミシンの糸通しもわからなかったのに、何度もやり直す上で苦手を克服しました。

で、時代の流れもありその専門学校は、私の卒業と同時に廃校になりました。
時代はまさに不況真っ只中。
金持ち相手のオーダーメイド専門学校は、時代とマッチングしなかったのです。
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by atelier-madoka | 2018-01-22 16:07 | ブランド立ち上げ運営プロセス